So-net無料ブログ作成
検索選択

4号特例の見直し [法改正と確認申請]

いわゆる4号建築物(延べ面積が500m2以下、2階建て以下、木造住宅等)の特例です。

いままでは、確認申請において、建築士が設計したものであれば、構造資料(計算書等)は提出しなくてよいとなっているのです。
ただし、確認申請の審査が省略されているだけで、構造の検討は本来すべきものです。
当然ながら、私も検討(軸組計算、N値計算)をし、図示(筋かい、HD金物等)しています。

これが、法改正により、確認申請の審査が義務化されるというのです。
姉歯事件に端を発する、一連の耐震構造の問題が、小規模な木造住宅にも波及しました。
私自身も、これについては複雑な思いです。

昨年の法改正もそうでしたが、厳格化等のお題目はその通りだと思いますが、国民に向けた周知準備のお粗末さと運用の程度が甚だし過ぎるのでは?という影響です。
結果は、推して知るべしです。

今回の4号特例の見直しは、実施時期こそ延長し、慎重な運用開始という感じです。
8月から、この見直しに向けた講習会を開催するようです。

先ほど言いかけた、この見直しに対する私見ですが、まだ定まっていないのが正直なところです。
賛否の決定的な見解には至らないのですが、強いて言えば、やっぱり“必要”なんだろうな、というところです。
かといって、もう後ろ向きに進みたくないので、とりあえず夏の講習会をチェックし、改めて取り組みたいと思います。


全国の建築設計に携わる人たちと、
一丸となって乗り越えたいです。

いや、乗り越えます。











nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(3) 
共通テーマ:住宅

nice! 1

コメント 3

たいせい

 私としては4号建物のみについてではないのですが、確認申請の厳格化をする以前に中間検査や完成検査の確実な実施と、場合によっては詳細な抜き打ち検査などの対応を行うべきではなかったかと考えています。
 昨年の改正前の状況でも、実際に地震被災地などの調査をする限り、被災家屋のほとんどは確認申請時点で防げるものではなく、手抜き工事やシロアリなどに四構造材の腐朽によって発生するものだと感じています。
 4号特例が廃止になると、当然申請の受付窓口は提出された書類を審査しなくては成らず、ますます中間検査や完成検査に掛けられるマンパワーが不足し、建物の信頼性向上には必ずしも繋がらないのではないでしょうか?

 当然決まってしまえばその為の対策を立てますが、タスポの導入でタバコの販売が大きく変わり、真面目なたばこ屋が廃業を余儀なくされるのと同じ事が建築業界でも起こりそうな予感を感じています。
by たいせい (2008-07-24 14:15) 

mike

たいせいさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

そうですね。
日本って、大学受験にも言われるように、入口が厳しく、それ以降は手薄の感が否めないですね。
工事段階の検査にウェイトを置くのは理にかなったご指摘だと思います。
ただし、もうひとつ気になるのは、検査をする行政や民間の確認検査機関は、法チェックはできても、いわゆる「現場」を本当の意味でチェックできる人材(質、数とも)は限られているのでは?と思うのです。
そうなってくると、現実的な策として、建築士の監理(管理ではありません)が不可欠になってきます。
元々、建築士法で「設計および監理」が業務となっていますが、悪しき方向に作用している経済的事情で、本来必要な監理業務(検査だけでなく、工期全般に渡る)が、独立した立場の設計事務所に届いてこないという現状があるようです。
なんとかしなくてはならない一つです。







by mike (2008-07-25 10:26) 

時計 電池交換

腕時計 電池 [url=http://www.sdssw.info/]時計 電池交換[/url] <a href="http://www.sdssw.info/" title="時計 電池交換">時計 電池交換</a>
by 時計 電池交換 (2013-07-26 17:37) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 3

メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。